2015年8月9日日曜日

チョッパースタイルの基礎

ブラザースジョンソンのベーシスト、ルイスジョンソンが亡くなったのは私にとっては大きな事件でした。

7月のBASS MAGAZINに取り上げられた特集を見ながら、もう彼の演奏に触れられない寂しさを再認識してます。

 

日本にチョッパーを知らしめた人であり、高校生の頃にNHKレッツゴーヤングでみた大迫力のチョッパーベースは私の礎となってます。

たぶん、弦を振動させるのに必要以上の力を与える彼のスタイルは、現代のスラッププレーヤーから見たら、オーバーアクションにしか映らないと思います。

たぶんコンプとかプリアンプで音作りすれば、ルイスのような親指の力にこだわる必要性は全く無いのだろうと感じます。

 

でもね、目の前でルイスのプレイを見た、日本のチョッパーベースの草分け的存在である後藤次利さんが、“彼の音を出すためには親指のパワーだ!”と明言してくれたのですよ、確か、僕が高3の頃に、、

目の前でプレイしてくれた豪快なチョッパーは楽器か親指が壊れる位の凄まじさでした、、、

それからは、授業中でも、飯の途中でも、常に机の角を親指で叩きまくる、地味な修行の日々でした。

それがルイスに近づく最善の方法と信じて!

 

なので、今でも私のチョッパースタイルは机の叩きが基礎となっています。

親指パワーを弦に伝えてナンボです!

 

いまだにチョッパースタイルの佐藤でした